日本一糖尿病なりにくい県が判明!八丁味噌で医者いらず



厚生労働省が都道府県別に作成したランキングによりますと

糖尿病になる人の割合が最も低い県は愛知県と発表されました。

その愛知県の中でもダントツに低い所が武豊町と言う地域で

八丁味噌の生産地で有名で町内に6つも醸造所があり、

愛知県の中でも最も八丁味噌味噌の消費量が多い事が

解りました。





それでは、八丁味噌と糖尿病にどんな関係があるのでしょう?

他の味噌と八丁味噌の違いはどこにあるのでしょうか?

江戸時代から「医者に金を払うなら味噌屋に払え」と

言われる程、味噌は体に良いと言われていますが、

そもそも味噌の栄養効果とはどんな物なのでしょうか?

日本人と味噌の歴史から簡単に掘り下げて見ようと思います。  
   

日本人と味噌のルーツ

日本独自の味噌の始まり
世界の国々にはその文化を示す

独自の調味料が存在しますが

日本独自の調味料と言えば

味噌と醤油ではないでしょうか?

味噌と醤油のルーツは同じで

さかのぼると「醤(ひしお)」という

大豆などを塩漬けにした保存食になります。

日本では、縄文時代にすでに、どんぐりを

塩漬けにした縄文味噌があったそうです。

平安時代

この時代に初めて味噌という名前が登場しますが

高価な保存食で、薬としても用いられ

そのままの状態で食べられていました。

鎌倉時代

すり鉢の登場により、味噌を溶かして食する様になり

ここで初めて味噌汁が誕生します。

室町時代

大豆の生産量が増え、全国各地で味噌が生産される様になり

多くの味噌料理が生れました

戦国時代

伊達政宗が「塩蔵くら」と呼ばれる日本初の味噌工場をつくるなど

各地の武将がそれぞれの、お国がらの味噌作りを推奨し

戦の(戦陣食)としても米と味噌が携帯されたので

戦国武将の出身地ごとに代表的な味噌が生まれています。

この様に味噌の始まりは、日本人の起源と共にあり

時に薬として、時には戦の常備品として、活躍して

時代と共に新しい料理方法が発明されてきましたが

いつの時代も発酵食品として日本人の健康を菌活で

支えて来た、まさに日本のソールフードと言えますね

古代からその効果を自然と取り入れて来た味噌ですが

現代の化学で改めて、効能が次々と明らかになって

来ていますので、一つずつ紹介して行きます。





 

「味噌汁はi医者いらず!?」次々と証明される味噌の効能



味噌の主原料は大豆です、良質な植物性蛋白質を豊富に含み

「畑の肉」と呼ばれる程、栄養満点の食材ですが

味噌は発酵の過程で大豆の栄養が倍増し、さらに

大豆には元々無い成分のアミノ酸やビタミンが

大量に生成されます。

1つの食品で、これだけ多くの栄養を含む物は

他に例がないと言われいますが

その代表的な効果を見てみましょう


老化を防ぐ



老化の主な原因は、体内に蓄積された活性酸素が

細胞や血管などを傷つけしまう事が要因ですが

大豆に含まれるサポニンには、この活性酸素を

除去する働きがある事が発見せれました。

特に味噌に含まれるサポニンには、

群を抜いて高い除去効果があります。
高麗人参などに含まれる栄養素として知られる

サポニンですが、実は味噌が一番身近にあり

効率良くサポニンを取り入れられる食材です


美容美肌効果



大豆に含まれるイソフラボンはフラボノイド

と呼ばれるポリフェノールの種類で女性ホルモンの

エストロゲンに似た役割をする事で知られています。

「美のホルモン」と呼ばれるエストロゲンは、

肌の弾力やハリの元になるコラーゲンを生成し、

美肌の源となる成分です。

また、更年期障害は女性ホルモンの低下によって

起こりますので、イソフラボンの摂取により、

ホルモンバランスを整え、様々な症状緩を緩和

する効果があります。


乳がんの発生を50%削減

   
日本がん学会がラットの乳がんモデルに

10%の味噌を与えと所、普通餌を食べていた

モデルと比べて50%も削減した事が報告されています。

乳がん発生の正確なメカニズムはまだ解明されていませんが

イソフラボンが女性ホルモンの過剰な分泌をコントロール

する働きもあり、乳がんを予防する効果があるのではないかと

言われています。

放射線を体外に排出する

 
         
福島の原発事故でその恐ろしさを身に沁みましたが

私達の体は、日常的にも放射線にさらされています。

大量の放射線を浴びると遺伝子が傷つき、あらゆる

癌の発症率が上がりますが


味噌を摂取する事で放射線を体外に排出する事が出来ると言う研究報告があります。広島大学渡辺敦光教授




チェルノブイリ原発事故の際には日本から大量の

味噌が現地に送られ、ヨーロッパで味噌が知られる

要因になったと言う逸話もあります。

また、国立循環器病センターの報告では

味噌には、胃がん、肺がん、肝臓がん大腸がん、乳がんを

予防する効果があるとされています。

日常から味噌を取り入れる習慣を付けて

ガン予防を心掛けたいものですね!


八丁味噌は最強の味噌だった!



味噌に含まれる、優れた栄養効果を見て来ましたが

日本中に味噌があるのに、何故、愛知県が糖尿病に

なる人が1番少ないのでしょうか?

八丁味噌と他の味噌との違いとは、何でしょうか?

まずは、原材料と作り方、熟成期間の違いから

比べて見たいと思います。


圧倒的な熟成期間の違い!

 


日本には、生産地別に様々な味噌がありますが

ここでは大きく、白味噌、赤味噌、八丁味噌の

3つに分けて違いを比べて見ます
原材料麹の種類製造工程熟成期間特徴
白味噌大豆と米米麹大豆の皮を剥いて茹でる長くて3日甘味が強い
赤味噌大豆米麹大豆を茹でる3か月から1年産地により様々
八丁味噌大豆豆麹大豆を蒸す2年以上濃厚な旨味と渋み
この様に比べてみますと、八丁味噌の特徴として

まず、原材料も麹も大豆で出来ている事が解ります。

この事だけでも、他の味噌よりも大豆の栄養が豊富に

含まれている事が想像出来ますが

次に、製造工程で大豆を茹でないで蒸す事により

大豆の栄養を茹で流してしまう事無く、より

余すことなく栄養を残す事になります。

そして、何より圧倒的な違いは熟成期間にあります。

天然の醸造所で(二夏二冬)2年以上も熟成させる事で

独特の色と旨味が生まれますが

それと同時に、膨大な数の栄養素がふんだんに生成されます。

この伝統な手間を惜しまない作業が、類まれ無い効果を持つ

無二の存在の1番の理由ですね!

赤の力、メラノイジンの驚異のパワー!



八丁味噌味噌の見た目の最大の特徴は、

濃厚な赤色ですが、これは、メイラード反応と言い

玉ねぎを炒めた時、デミグラスソースの色 チョコレートや黒ビールの色などが同じ反応ですが

このメイラード反応の時に生じる色素を「メラノイジン」

と言いい、色が濃い程多くのメラノイジンが含まれている

事になります。


このメラノイジンは味噌の熟成過程で初めて生まれる物質で

近年その栄養効果が次々と解明されて来ている注目の物質

なのです!そして八丁味噌はこのメラノイジンが他の味噌と

比べて圧倒的に多く含まれている食品なのです。



メラノイジンが私たちの体に与える効果を

1つずつ見て行きましょう!  

老化の原因を除去して若さを保つ



老化の全ての原因とも言え、万病の元でもある

体内に蓄積された活性酸素を除去する力が

非常に強く、高い抗酸化作用があり

細胞レベルで化学的に老化を防ぐので

人が年齢と共に、衰えると言う哲理と

根源から戦ってくれる、究極の素材です。

また、体内の脂肪が酸化する事も防ぐので

血管を健康に保ち、血液の循環をスムーズにし

動脈硬化を防ぐので、心筋梗塞や脳卒中、

などの予防にもなると共に、冷え性や肩こり

など日常的な問題も解決してくれます。



美容、美肌効果



肌の衰えは、美容の最大の課題でありますが

紫外線やストレスで蓄積した活性酸素を除去する

働きは、肌を健康に保つと同時に、新しい肌を

作りだす、ターンオーバーを潤滑に行い、

みずみずしい、綺麗な肌を常に保つ効果があります。

 

増え続ける糖尿病患者

現代人の救世主 八丁味噌味噌のパワー

日本人の糖尿病患者の急増が深刻な事態に

なっている事をご存じでしょうか?



現在では、1000万人を超えてしまい

予備軍を含めると、40歳以上の4人に一人が

糖尿病を患っている事になります。

生活習慣病の代名詞で身近な病ですが

様々な合併症を引き起こす とても恐ろしい

病気で、一度患うと辛い治療が続き、

完治しずらく、命関わる危険な病です。

なぜ?日本で糖尿病がこれだけ増えているのでしょうか?

様々な要因はありますが、ここでは大きく二つの事を

取り上げて探って見たいと思います。

1.現代人の食生活の急激な変化

2.日本人は元々糖尿病に成りやすかった!?


 

1.現代人の食生活の変化


糖尿病は読んで字のごとく、糖分の摂りすぎに

体が対応しきれていない事が原因の病ですが

かつての日本は、砂糖は貴重な高級品でした

豊かになり、日常には、世界中のありとあらゆる

美味しい食べ物が、手軽に味わえる世界でも

稀なほど恵まれた環境に慣れてしまっていますが

普段、主食として食べている物だけでも、

かなり糖質が含まれていて、知らずのうちに

トータルで糖分を自然と摂りすぎてしまう環境に

置かれている事が一つ目の大きな要因と言えます


主食の多くが炭水化物で出来ていて

炭水化物=糖質+食物繊維ですので

体がには、大切な栄養素ですが

主食の白米150gだけで角砂糖16個分

カツ丼や牛丼にすると約38個分

ラーメンでは、23個分以上も

蕎麦でさえも15個以上摂取する事になります。

主食は必要なエネルギー源として考えても

水分補給にスポーツドリンクを飲めば角砂糖6個分

炭水化物などでは、1本で10~15個分になります。

シェイクやアイスクリームに至っては30個分の角砂糖

食べた事になります。

更の後にデザートに至っては、もはや砂糖を食べていると

言っても過言ではない程で

美味し物はほぼ、糖質で出来ていて

甘い=美味しいと脳で感じている方も多いかと思います。


日本人は元々糖尿病に成りやすかった!?



糖尿病には幾つかタイプがあるのですが

日本人は、それほど太っていない人が

糖尿病を患う傾向が多く見られます。

実は欧米人と比べて日本人は元々インスリンを

分泌する能力が低い人が多く、

糖尿病に成りやすい体質なのです、

しかし、食生活は欧米化が進み、

世界中の美味し物が町に溢れ

さらに交通手段の発達や仕事の変化で

運動する必要が無くなった現代人は

自然と糖尿病になる様に

環境が整ってしまっていると言えるのです。

ダブル効果で糖尿病にアタック

全国NO1の実績が現代を救う



糖尿病の判断の基準は血糖値ですが

血糖値とは血液中の糖の濃度で

110を超えると高血糖 125を超えると糖尿病と

診断されます。

八丁味噌味噌に含まれるメラノイジンは

糖の消化のスピードを抑え血糖値の上昇を緩やかにする

作用が認めらています。

さらに 血中コレステロール低下させる効果もあり

このダブル効果が愛知県を日本一糖尿病患者が少ない

地域にした原因と考えています。

メラノイジンは先にも述べました通り

その色が濃い程多く含まれ八丁味噌は

日本全国の味噌と比べてもダントツに多く含まれた

食品です!

まとめ 日本人の体にベストな八丁味噌
生物は多種多様で同じ種類の生き物でも

生息地域の環境によって食べ物や体質が多少異なります

人類も同じで、島国で独自の文化を遂げた日本人は

世界でも稀な、固有種なのかもしれません

欧米人が海苔を消化出来る酵素を持たないの同じように

日本人の腸には乳製品を消化分解する酵素が少ないと言う

話もあります。

生活が豊かになった影響で食生活も急激に変化しましたが

何千年前から積みかせて出来ている私たちの体の中身は

その変化のスピードに追い付いて行けないのではないでしょうか?

人生100年時代と言われる長寿国で在りながら

糖尿病患者が急増し癌で亡くなる人の割合もアメリカを抜いてしまいました。

健康長寿の分かれ目に立たされた現代人ですが

日本には日本にしかない、まさに日本人の為のスーパーフードが

身近に存在します。

これも、私たちのご先祖様達の知恵と努力の結晶ですね!

多くの自由と豊かな生活が出来る現代ですが

何を自分の体に入れるかは自分で責任をもって選択し

頂いた体を大切にしたいと思います。

日常の食生活に八丁味噌を取り入れる習慣を付けて

愛知県の様に日本の糖尿病患者が減少すれば嬉しですね!